先日お話した、フェイスボウトランスファーについて、続きをお話します。

体の中心軸に対して、噛み合わせの平面がきれいに直交することで、最適な噛み合わせが実現するのですが、その実現のために、フェイスボウトランスファーを用います。
この機器では、中心軸に対する上顎の位置関係を正確に測り、そのデータを咬合器に移すことができるので、仮に顎や歯が傾いていて直交していなくても、測定したデータを元に、噛み合わせの平面が中心軸に直交して、なおかつ左右対称の、理想的な噛み合わせを実現させることが可能となるのです。

この治療は、保険適用外なので平均３万円の自己負担がありますが、この機器を用いることで可能となる理想的な噛み合わせの入れ歯は、最良の入れ歯となるので、当院ではおすすめしたい診療方法と考えています。

今日は、当院が、最良の入れ歯治療を提供するために用いている、フェイスボウトランスファーについて、お話したいと思います。

入れ歯をするようになった時、大切なのは使い心地と噛み合わせだと思っています。
特に噛み合わせは、いつまでも、おいしいく食べられるために、会話を楽しむために、とても重要と言えます。

では、最適な噛み合わせの入れ歯とは、どういう入れ歯でしょうか。
人間の体の中心軸は、頭からかかとまで、一直線であると考えた時、その中心軸に対して、両肩や両目、腰の位置などの平面が垂直に交わります。
中心軸と平面が、きれいに直交していれば、よい姿勢と言えます。
噛み合わせの平面も、中心軸に直交していると、最適な噛み合わせとなります。
それを実現させるために、フェイスボウトランスファーを用います。

当院のある津山市近郊は、地方都市の郊外ということで高齢者の方が多く、入れ歯治療のニーズも高くなっています。
そのため、当院は入れ歯治療にも力を入れています。

人間誰しも、入れ歯にはなりたくない、と思うことでしょう。
入れ歯にならないために、歯磨きを丁寧にしたり、歯科医院で定期的なメンテナンスを受けたりしていても、それでも年を取ると歯茎が痩せてきて、残念ながら抜け落ちてしまう方がほとんどです。
その時に、どれだけ自分の歯と同じように生活できるか、が大事だと思います。

付け心地がよく、ズレることもなく、噛み合わせが優れていて、おいしく食事を食べることができて、噛んでも痛みが無い入れ歯。
そのような入れ歯で、毎日を楽しく快適に過ごせるように、と願い、当院は、最良の入れ歯治療を提供しています。

今日は、当院の院長が、２０１１年から参加しているＩＰＳＧ包括歯科医療研究会について、お話したいと思います。

ＩＰＳＧ包括歯科医療研究会は、日本の歯科全体のレベルを上げるために、そして確かな技術を日本の歯科医師に広めるために、１９９４年に設立されました。
現在では、約２００名の歯科医師や歯科技工士、歯科衛生士などの会員が、学際的、包括歯科医療を学んでいます。
この研究会は、基礎からしっかり学べるようなプログラムを組んでいるので、幅広く学ぶことができ、また、良質の医療を提供するための研修を受けたり情報交換もできます。
院長は、その研究会に参加して、最先端の技術やノウハウを取得し、患者さまの治療にフィードバックしています。

最先端の、安心できる治療に興味のある方は、お気軽にお問い合わせくださいませ。ＩＰＳＧ包括歯科医療研究会について

当院は、ＪＲ姫新線の院庄駅から車で数分のところにある、入れ歯治療に力を入れている歯科医院です。

当院の診療方針は、よい治療を目指すこと、ですが、当院が考えるよい治療には、３つあります。
１つ目は、診断が丁寧なことと、その結果の説明がわかりやすいことです。
２つ目は、治療にかかる費用と、治療を受けた満足度のバランスがとれていることです。
３つ目は、患者さまご自身が納得した上で、自ら治療内容を選択できることです。
この３つが揃って、よい治療になると考えています。

食べる、話す、など、生きるために大切な歯や口腔内を、美しく健康に保つために、当院は、患者さまご自身がベストな選択をして、患者さまにとって最善な、よい治療を提供するよう努めていますので、歯や口腔内のことでお困りの方は、お気軽にご相談ください。